m-a-p-s.biz.ニュース

あらゆるジャンルのニュース情報を紹介

水戸黄門 の歴代キャスト 3人が"ニセ黄門"様経験者 について

水戸黄門 の歴代キャスト3人が "ニセ黄門"様経験者 について書いてみました。TBSによって製作された伝説の国民的時代劇「水戸黄門」が、同じくTBSを支えた国民的ドラマ「3年B組金八先生」の金八先生役を演じた武田鉄矢さんの主演で復活することが決まりました。そこで42年間にわたって制作され、続いてきた伝説の時代劇・水戸黄門歴代キャストをニセ黄門様経験者も含め紹介をしてみたいと思います。

 

 『水戸黄門』の歴代キャスト、5人中3人が"ニセ水戸黄門"経験者

 

歴代キャストで見る、伝説の長寿時代劇・水戸黄門

 

f:id:mro74277:20170314104107p:plain

 

 「水戸黄門」とは


水戸黄門は、TBS系列毎週月曜日のPM8時から放送された時代劇で、1969年(昭和44年)8月の放送開始から、2011年(平成23年)12月まで、実に42年間続いた、家族みんなで楽しめる国民的時代劇でした。

 

ストーリーは、時は江戸時代、水戸藩2代目藩主の水戸光圀(みとみつくに)が(劇中では、将軍・徳川家康の次に偉い、先の副将軍という設定)越後の”ちりめん問屋のご隠居さん”に扮して諸国を漫遊する「水戸黄門」様が、庶民を苦しめている悪の輩を退治ながら世直しをして行くという設定になっています。

 

 

実際の水戸光圀(みとみつくに)は、水戸藩、初代藩主・”徳川 頼房(とくがわ よりふさ)”の3男で、徳川家康の孫にあたります。34歳の時には水戸藩2代藩主となり、勧農政策や教育の振興、藩職制の整備など藩を充実させる政策に力を入れ、

 

 

江戸の藩邸に彰考館(しょうこうかん)を建てて『大日本史』編纂に努めていましたが、彼が日本全国を漫遊し、しかも世直しをしたという事実や記録などは残っていません。

 

しかし、劇中の「水戸黄門」では、”助さん”(佐々木助三郎)、”格さん”(渥美格之進)をお供に連れ、沖縄を除いた、北は北海道の松前藩から南は鹿児島の薩摩藩まで、日本全国を漫遊し世直しの旅をします。

 

 

実際の撮影は、ほぼ京都で行われており、、現地でのロケは、佐賀県の嬉野(うれしの)、長崎、石川県の金沢、広島県の宮島、神奈川県の箱根などで、全国津々浦々でおこなっていたわけではないようです。

 

 

また、あなたもご存知の水戸黄門では有名な決め台詞「この紋所が目に入らぬか~!」は当初、”威圧的だ”と内部から反対意見が出ていて、このシーンは、毎回行っていなかったそうですが、実際に放送を見た視聴者からの評判が良く、次第に毎回定着していきました。

 

一部の外国人にも大人気らしいのですが、外国人の感覚ではあの「印籠」を見せてそれをみた人々が愕然と驚き、ふためき、恐れをなす・・・という感覚はどうも理解に苦しむらしく、当時の時代背景もありますがこれを理解できる日本人はいい意味で独特なのだそうです

 

 

「水戸黄門」は時代の事実からすると多くの誤りが指摘されているそうですが、痛快時代劇の王道として多くの視聴者から認識されているのも事実で、家族で楽しめるホームドラマを目指し黄門一行の中に、忍者の「風車の弥七」や、旅のガイド的役割「うっかりの八兵衛」というキャラクターもつくり出し、

 

第16部から登場した、”由美かおる”扮する「かげろうのお銀」も、家族で一緒に見ても安心な軽い入浴シーンなども好評を博しました。

 

5人いた水戸黄門の歴代キャスト

初代・水戸黄門

f:id:mro74277:20170314104017p:plain

主役の初代水戸黄門「水戸光圀」は、東野英治郎(とうのえいじろう)さん(69年~83年4月)が演じていました。東野さんは当時悪役として非常に名高い俳優さんだったのですが、異例の大抜擢、しかもこれが大あたりだったそうです。

 

 

2代目・水戸黄門

f:id:mro74277:20170314104159p:plain

2代目の「水戸黄門」も、悪役として有名だった西村晃(にしむらこう)さん。1983年(昭和58年)10月~1992年(平成4年)11月まで演じました。西村晃さんは、第二次大戦中、徳島航空隊の特攻隊員の生き残りで、実際に特攻に出撃しますが、

 

悪天候のため帰還、そのまま終戦を迎えます。水戸黄門・第12部でゲスト出演し、ニセ「水戸黄門」の役を見事に演じ、第13部で初代水戸黄門の東野英治郎さんが退き、2代目として起用されました。

 

3代目・水戸黄門

f:id:mro74277:20170314104326p:plain

3代目水戸黄門は、佐野浅夫さんが1993年(平成5年)5月~2000年(平成12年)11月まで演じます。佐野浅夫さんは、第21部でゲスト出演、ニセ「水戸黄門」役を好演し、次作の第22部から20世紀最後の第29部まで、3代目「水戸黄門」光圀役を務めます。

 

4代目・水戸黄門

f:id:mro74277:20170314104459p:plain

4代目水戸黄門は、石坂浩二さん。2001年(平成13年)4月~2002年平成14年7月まで演じますが、5人の「水戸黄門」のうち石坂さんだけが、登板期間が2年余りと短い期間でした。石坂さんは直腸がんのために検査入院。入院中にテレビ局のインタビューに、「『水戸黄門』を続けるのはちょっと無理かな」との発言をして、5代「水戸黄門」の里見浩太郎さんにバトンタッチします。

 

5代目・水戸黄門

f:id:mro74277:20170314104556p:plain

歴代「水戸黄門」キャスト、最終の5代目「水戸黄門」は里見浩太朗さんです。2002年(平成14年)10月~最終回まで演じています。2代目”助さん”を17年間演じた里見浩太朗さんは、2代目助さん時代に3回、第13・14・17部でニセ「水戸黄門」に扮しています。

 

第13部では、うっかりの八兵衛が"ニセ助さん"になり、ニセ黄門様は助さん役の里見浩太朗さんが天下の副将軍の正装で、第14・17部ではちりめん問屋の隠居の姿で、"悪の巣"に乗り込みます。本物より身長が10センチ以上高いのに、悪役は正体を明かすまで、ニセ黄門様にまったく気がつかないという設定が面白かったと評判だったようです。

 

まとめ

色々な方が「水戸黄門」を演じられましたが、5人いる水戸黄門の歴代キャストの中で一番「水戸黄門・水戸光圀」らしいと人気なのが、あくの強い俳優今は亡き、東野英治郎さん演じる水戸黄門だったとか。

 

今回6代目「水戸黄門」に起用が決まった武田鉄矢さんは、『ご覧になった方が“明日も頑張ろう!”と感じられるような番組を目指して、一生懸命演じます』と語っていたそうですが、金八先生が、新たな「水戸黄門」をどう演じきるのか。期待をしたいと思います。