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新潟を代表する第四銀行と北越銀行が統合?について

新潟を代表する 北越銀行第四銀行が統合? について書いてみました。新潟県を代表する北越銀行(本店長岡市)と第四銀行(本店新潟市))が2018年春にも経営統合する方向で調整しているようです。

 

 新潟県で第1位の総資産を持つ第四銀行と第2位の北越銀行(長岡市)の統合

 

株式会社北越銀行(The Hokuetsu Bank, Ltd.)

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本社(長岡市)

 

種類 :株式会社

業種: 銀行業/金融機関コード: 0141

市場情報 :東証1部(銘柄コード 8325)

略称 :ホクギン

本社所在地: 新潟県長岡市大手通2丁目2番地14号

創業1878年(明治11年)

設立 :1942年(昭和17年)12月7日

法人番号: 9110001023146

SWIFTコード :HETSJPJT

代表者 :代表取締役頭取 荒城 哲(あらき・さとる)

資本金: 245億38百万円(2015年3月31日現在)

発行済株式総数: 2億4,514万2千株(2015年3月31日現在)

 

純利益 単体:59億1百万円(2015年3月期)

連結決算:64億38百万円(2015年3月期)

 

純資産 単体:1,073億87百万円(2015年3月31日現在)

連結:1,135億62百万円(2015年3月31日現在)

 

総資産 単体:2兆6,109億36百万円(2015年3月31日現在)

連結:2兆6,168億67百万円(2015年3月31日現在)

 

従業員数 単体:1,444人(2015年3月31日現在)

連結:1,484人(2015年3月31日現在)

 

決算期 3月31日

 

北越銀行のデータ

支店を含めた総舗数: 84店舗

貸出金残高 :1兆4,726億73百万円

預金残高 :2兆2,203億76百万円

(2015年3月31日現在)

 

北越銀行の概要

北越銀行は主に新潟県を中心に業務を行っている銀行で、行政機関である長岡市の指定金融機関になっています。新潟県外には、群馬県の高崎と前橋に、と埼玉県には、熊谷と浦和にそれぞれ2店舗、東京都に1店舗を支店を開設しています。

 

2014年10月6日、新潟東支店等を統合し、新築した建物で南新潟支店の業務を開始し、本部組織およびグループ会社の一部も新店舗に駐在させ、新潟市駅南地区の中核店舗にするとしています。

 

 

 

株式会社 第四銀行(The Daishi Bank, Ltd.)

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本店(新潟市)

 

種類: 株式会社

業種 :銀行業/金融機関コード :0140

市場情報 :東証1部 (銘柄コード8324)

略称: だいし・第四銀・新潟銀行 (県外の顧客からは)

本社所在地 :新潟市中央区東堀前通七番町1071-1

設立 :1873年(明治6年)11月(第四国立銀行)

法人番号: 7110001000007

SWIFTコード :DAISJPJT

代表者 :代表取締役頭取 並木富士雄(なみき・ふじお)

資本金: 327億76百万円(2015年3月31日現在)

発行済株式総数 :3億5,735万3千株(2015年3月31日現在)

 

純利益 単体:138億18百万円(2015年3月期

連結:142億59百万円(2015年3月期

 

純資産 単体:3,024億19百万円(2015年3月31日現在)
連結:3,318億14百万円(2015年3月31日現在)

 

総資産 単体:5兆1,453億23百万円(2015年3月31日現在)
連結:5兆1,937億30百万円(2015年3月31日現在)

 

従業員数 単体:2,232人(2015年3月31日現在)
連結:2,580人(2015年3月31日現在)

決算期 3月31日


第四銀行のデータ

支店・出張所を含めた総舗数: 121店舗

貸出金残高: 2兆8,259億99百万円

預金残高 :4兆2,937億54百万円

(2015年3月31日現在)

 

第四銀行の概要

新潟県においては、リーディングバンクとして、県内に強固な経営基盤を持ち、行政機関である新潟県と新潟市の指定金融機関となっています。新潟市中央区にある本店のほか、地域拠点の支店として長岡市に長岡営業部、上越市に高田営業部を開設しており、

 

1872年(明治5年)に制定された国立銀行条例に基づいて設立された金融機関のうち、俗に言う「ナンバー銀行」の商号のまま現存する銀行法人としては最古の銀行としても有名です。

 

まとめ

 

新潟県の1位2位を争うトップ2行を経営統合というテーブルに着かせた理由は、一般で事業を行っている会社の営業利益に該当する「実質業務純益」でいうと、第四銀行は、117億円で26.7%の減収、また北越銀行は65億円で18.9%の減収になっています。

 

さらに、連結経常利益では2行共に3割以上の減少という、これまでにはなかった苦境に陥っており、この状況が続けば、将来新潟県の地域金融を支えられなくなることが現実におこるかもしれないと、そんな危機感が2行を統合交渉のテーブルに着かせたといわれています。


今後この2つの銀行は、統合による経営の効率化を進め、今後の生き残りを図っていくことになりますが、ただ2016年9月末時点での2行の連結総資産額を単純合算すると、8.2兆円。実現すれば、地方銀行約100行あるグループの中で全国第10位に浮上することになり、大規模な地方銀行グループが誕生することになり、ある意味大きな期待も集まっています。