林京子 祭りの場 について書いてみました。林京子(はやしきょうこ)さんは、長崎で少女時代時に被爆を体験し、それを基にした小説「祭りの場 (講談社文芸文庫) 」などで知られる日本の女性作家です。
林京子、自らの被爆体験を克明に記した「祭りの場」で群像新人文学賞と芥川賞を受賞!
林京子(はやしきょうこ)のプロフィール
本名:宮崎京子(みやざき・きょうこ)
生年月日: 1930年8月28日(86歳)
出身地:長崎県長崎市
職業 小説家
国籍:日本
最終学歴 :長崎医科大学附属厚生女学部専科中退
活動期間 :1975年 ~ 2017年
ジャンル 小説
デビュー作 :『祭りの場』(1975年)
(主題) 原爆
1975年:代表作 『祭りの場』
1983年:『上海』
1990年:『やすらかに今はねむり給え』
2000年:『長い時間をかけた人間の経験』
主な受賞歴 群像新人文学賞(1975年)
1975年:芥川龍之介賞
1983年:女流文学賞
1984年:川端康成文学賞
1990年:谷崎潤一郎賞
2000年:野間文芸賞
2006年:朝日賞(2006年)
長崎で自身んの被爆体験をもとにした芥川賞受賞作「祭りの場」などで知られた作家の林京子(はやし・きょうこ)さんは、長崎県、長崎市生まれ。父親の仕事で中国の上海に幼い頃から14歳までを過ごしました。そして終戦を迎える1945年に帰国、長崎県立長崎高等女学校の3年生として編入学します。
市内大橋にある三菱兵器工場に学徒動員中、被爆した。爆心地に近かったが奇跡的に助かったと言われている。
長崎県立長崎高等女学校の3年生として編入学後、長崎市大橋にある三菱兵器工場に学徒動員中の1945年8月9日、被爆、爆心地から1キロ余りしか離れていない近かった場所場所にあったため学徒動員先の工場では、多くの学友が亡くなりましたが、林京子(はやし・きょうこ)さんは奇跡的に助かりました。しかし、その後は
被爆の後遺症におびえながらの結婚、出産、離婚を経て1975年、被爆体験を克明に記した「祭りの場」で群像新人文学賞と芥川賞を受け、その後も「八月九日の語り部」として「ギヤマン ビードロ」などを発表しました。
この林京子さんの体験をもとに、2010年8月9日~2010年8月9日にNHKが製作した、ドキュメントと再現ドラマを交えて描いた、『被爆した女たちは生きた~長崎県女、クラスメイトたちの65年~』がBSハイビジョンで放送されています。