m-a-p-s.biz.ニュース

あらゆるジャンルのニュース情報を紹介

スバル レヴォーグ、ECU不具合について

スバル レヴォーグECU不具合について書いてみました。スバル  レヴォーグ(LEVORG)は、さまざまなエンジンコントロールユニット(ECU)を搭載し、2014年6月から富士重工業がスバルブランドで製造・販売しているステーションワゴンのことです。

 

スバル レヴォーグ、ECU不具合で『リコール』、2件の火災発生事故

 

スバル・レヴォーグ(VM4/VMG型)

 

f:id:mro74277:20170223194944p:plain

 

販売期間: 2014年6月 -

乗車定員 :5人

ボディタイプ: 5ドアステーションワゴン

エンジン:FB16型:水平対向4気筒 1.6L 直噴ターボ DIT/FA20型:水平対向4気筒 2.0L 直

噴ターボ DIT 

駆動方式 :シンメトリカルAWD

変速機 :リニアトロニック/スポーツリニアトロニック

サスペンション F:ストラット

R:ダブルウィッシュボーン

全長 4,690mm

全幅 1,780mm

全高 :1,490mm

ホイールベース :2,650mm

先代 :スバル・レガシィツーリングワゴン

 

 

車名『レヴォーグ』の由来

 レヴォーグという車名は、

「LEgacy・レガシー」(大いなる伝承物)、「reVOlution・レボリューション」(変革)、「touRinG・ツーリング」から作られた造語で、「“スバルの大いなる伝承”を引き継ぎながらも、次世代に先駆けた変革により、新たなツーリングカーの時代を切り拓く」という意味が込められてこの名前がつけられました。

 

 

ECU=エンジンコントロールユニット


ECUとは、エンジンコントロールユニット( engine control unit)の略で、エンジンの回転や運転制御を電気的に、そして総合的に制御するマイクロコントローラで、エンジンコンピュータ、または単にコンピュータとも呼ばれています。

 

 

 

 自動車になぜ必要か

 

自動車やオートバイについて、「エンジン性能の向上」・「燃費の向上」・「排気ガスのクリーン化」・「運転のしやすさ、運転性の向上」など、エンジンや自動車全体に付随する自動でコントロールし制御するために必要なユニットとして採用されるようになり、広く普及しています。

 

 

最新の自動車ではマイクロコントローラによるコンピュータ制御が行なわれるようになり、制御の対象も広がって、エンジンの回転と、燃料(燃費)を正しく制御するのと、車によっては、さらなる制御の高度化の結果、高速道路での自動走行やエンジンに対するほぼ全ての制御を担当する物も登場し、これらのほとんどにECUがかかわっています。

 

 

「レヴォーグ」、ECUの不具合

 

2017年2月23日、富士重工業は、スバル『レヴォーグ』のECU(エンジンコントロールユニット)に不具合があることがわかり、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出ました。

 

 

対象となる車種は、2014年4月21日~2016年10月5日に製造された6万4683台の『レヴォーグ』の1車種になっており、ECUのプログラムが不適切な為、コンピューターの一部が正しく作動できない事により、

 

 

吸入空気温度が高温な状態での点火時期(てんかじき)や燃料噴射(ねんりょうふんしゃ)、また過給圧(かきゅうあつ)が適正にコントロールできず、異常な燃焼を起こすことがあることがわかりました。

 

そのために、エンジンシリンダーの中の圧力が異常に上昇、コンロッドが折損、最悪の場合、シリンダーブロックが損傷してエンジンオイルが漏れ、火災に至る可能性も十分考えられるとのことです。

 

 

改善措置としては、対象となる全車両のECUの制御プログラムを正しく書き換える措置が必要とのことです。2017年2月23日現在、不具合は15件発生しており、火災事故が2件起きています。これは市場からの情報により発見したそうで、リコールの対象になっている『レヴォーグ』にお乗りの方は早めに改善措置を受けて欲しいと、スバル自動車では呼びかけているそうです。