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シャンプーと育毛のおすすめ。やってはいけない!!間違いだらけの育毛法

シャンプー育毛は切っても切れない関係で、おすすめしたいシャンプーも数々あります。しかし近年若い人たちの間でも進んでいるといわれている髪の脱毛。そこでシャンプーも含めやってはいけない、間違いだらけの育毛法。育毛のウソ?本当?について書いてみました。


髪と肌の成分は同じ


発毛のメカニズム

「髪の毛の発生について」

まずはお母さんのお腹の中で赤ちゃんは、頭に髪の毛を生やすため頭皮のあちこちにへこみができ毛穴ができます。

次に、毛穴の底がへこみ、そこに毛細血管がつながります。

血流が毛細血管を通して髪の毛をつくりだす栄養素を毛穴の底に蓄えます。蓄えられた場所は毛乳頭と呼ばれています。

栄養が蓄えられた毛乳頭に、毛母細胞と呼ばれる髪の毛をつくり出すための細胞が生まれます。

毛母細胞は、蓄えられた栄養素をエネルギーに換え、髪の毛をつくります。

この時体は、生命維持のため、体内で解毒できず残留している有害重金属や化学物質などを体外へ排出する最終手段としてこれら老廃物を髪の毛に練りこみ体外へ排出しています。髪の毛(頭皮)と顔の皮膚は大切な排泄器官でもあるのです。

毛母細胞は一時の休みもなく髪の毛をつくるので、下からどんどん押し上げられた髪の毛は上へ上へと伸びてゆきます。

このように、人が生まれるまでに、男女ともおおよそ10万本の髪の毛がつくられます。

髪の毛と肌の成分は同じ

頭皮(肌)がへんこんで毛穴がつくられ、毛穴の細胞が変化して髪の毛がつくられるので、「肌」と「髪」の成分は、硬い、柔らかいの違いはあっても、ともにケラチンというたんぱく質でできていますので一緒なのです。

髪毛が育つ条件とは?

髪が育つのに必要である大切な条件は、

(1)丈夫な血管からの酸素と栄養。

(2)清潔ですこやかな頭皮からの酸素補給。

この2つしかないそうです。

髪の毛の役割

髪の毛には体内に溜まった老廃物をからだの外に運び出す大切な役割があります。髪は毎日つくられます。この営みは基本、人が生きている限り続きます。

髪の毛は、互いの間に空気をとどめ、脳に伝わる温度を調節して大切な脳を護ります。また、1本1本が固くて丈夫な髪の毛は、まさかの際外部からの衝撃から大切な脳を護る役目も持っています。

このように髪の毛には、人の生命維持につながる大切な役割があります。だから、本来なら人が生き続けるかぎりは、なくならないようにできているといわれています。
髪の毛は体のなかの老廃物を排泄するために毎日毎日伸びます。どんどん伸びます。しかしある程度の長さまで伸びると歩くジャマになります。だから髪の毛は歩くジャマにならないように、その人の腰のあたりまで伸びると自然に抜けて生え替わります。それが髪の寿命になります。しかし、寿命がきて髪の毛が抜けると同時に新しい毛(新毛)も生えでてきて、髪の毛は常に同じ本数が保たれるようになっています。

 

では、どうして脱毛症が起こるのでしょうか?それは、髪が育つための条件、

(1)丈夫な血管からの酸素と栄養。

(2)清潔ですこやかな頭皮からの酸素補給。

この2つの条件が損なわれるからにすぎません。脱毛症は遺伝ではありません。

やってはいけない!!間違いだられの育毛法。

1.皮脂を根こそぎ取る

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皮脂を根こそぎ取るとかえって脂性になります。皮脂は脱毛症の原因ではありません。皮脂は頭皮だけではなく、わたしたち全身の肌を、乾燥や刺激から護ってくれる大切な成分です。頭皮に皮脂があるのは自然なことで、抜け毛が気になって、皮脂を根こそぎ取り除こうとして頭を洗い過ぎると、逆に肌荒れ、かゆみ、フケ、枝毛、切れ毛、炎症、皮脂の過剰分泌、表皮サイクルの異常など、様々なトラブルを引き起こし、かえって深刻な脱毛症を招いてしまうおそれがあります。

また、皮脂を根こそぎ取るシャンプーの使用・頭皮の洗いすぎ・高圧水流などの器具の使用、オイルなどで皮脂を溶かす等の行為もかえって髪と頭皮に深刻なダメージを与えてしまうおそれがあり注意が必要です。

2.頭皮にスキッと爽快感を与える

スキッとする爽快感はかえって危険信号です。頭皮にスキッと爽快感を与えることや、育毛剤を頭皮の中まで浸透させる器具を使用すると、皮膚のバリアー機能を破り、余分な成分まで強制的に毛母細胞に入れ込まれてしまいます。
スキッとする原因は、頭皮の熱が瞬時にうばわれるためにおこる感覚です。この種の刺激剤は、急激な温度差によって血流を促進させることを目的としていますが、かえって頭皮や毛細血管、皮下組織に負担をかけるばかりか、逆に脱毛を促進させてしまいます。同時に、頭皮の温度が急激に低くなると、この温度差が大切な脳に伝わらないように、皮下組織がフル稼動します。したがって、スキッとする刺激剤を使い続けると、毛母細胞を含む皮下組織に多大な負担がかかるだけでなく頭皮がだんだん、「分厚く」「固くなる」という現象を招きます。その結果、髪が細くなったり、発毛量が減少していきます。

3.殺菌効果のあるシャンプーを使用する

殺菌効果のあるシャンプーは皮膚を護っている常在菌に、多大なダメージを与えます。
わたしたちの皮膚の上には、『常在菌』と呼ばれるたくさんの菌が生息し、皮膚についた雑菌を食べ、わたしたちの身体を護ってくれています。これらの常在菌は、非常に生命力が強く、普通の入浴や海水浴など、温冷水にさらされたぐらいでは死滅しません。しかし、殺菌効果のあるシャンプーを使い続けると、わたしたちの身体を護っている常在菌も打撃を受けて徐々に働きを弱めてゆき、中には死滅してしまう菌もあります。殺菌効果のあるシャンプーは悪玉のばい菌だけでなく、善玉の常在菌にも影響を及ぼしてしまいます。そして常在菌が弱り、雑菌に対して抵抗力がなくなった頭皮には、雑菌が繁殖し、炎症などのトラブルを引き起こし、やがて抜け毛が抜けていきます。

4.ブラシやパッティングマシーンなどで頭皮を叩く

これをやると頭皮の下にある、血管や皮下組織が損傷し、発毛・育毛が困難になります。、表皮と頭蓋骨の間には、真皮、皮下脂肪組織、毛細血管、毛母細胞、色素細胞、毛乳頭、毛根、毛包、皮脂穴、皮脂線、汗穴、汗線、起毛筋、神経など、たくさんの細胞や機能が詰まっています。そこをブラシやパッティングマシーンなどでたたけば、皮膚の中のさまざまな組織が悪影響を受けてしまいます。場合によっては毛細血管を傷つけたり、破壊を招いたりして、毛根への栄養補給ができなくなり、かえって脱毛を促進させてしまいます。そのうえ頭皮をたたき続けると、この衝撃から頭部を護るために皮膚のバリアー機能が働き、だんだん頭皮が厚く固くなります。頭皮が厚く固くなると、うぶ毛が出にくくなります。頭皮をたたき続けると、脱毛を促進させるだけでなく、その後の育毛にも悪影響をあたえてしまいます。

 

5.頭皮を長時間(1分以上)マッサージする

頭皮への1分以上のマッサージは摩擦による熱で皮脂の過剰分泌を招きます。
頭皮をマッサージすると、血流が促進されて、毛根への栄養補給が行き届きやすくなると考えがちですが、頭皮のマッサージは育毛の妨げになります。たとえば、両手をこすりあわせると、摩擦によって発生した熱で手のひらは温かくなります。頭皮の場合も同じで、マッサージをすると頭皮の温度が上昇し、強くこすり続けると皮膚がすりむけてしまうこともあります。このため、頭皮を強くこすると、摩擦によるトラブルから頭皮を守るために皮脂の分泌が促進されますので、脂性がひどくなってしまいます。また、頭皮のマッサージを続けると、皮膚が厚く固くなってしまうために、発毛・育毛には逆効果になります。

6.高周波などの電気器具の使用

高周波などの電気器具を使用すると、大切な頭皮の深部(皮下組織)を変質、破壊してしまいます。
電子レンジは、高周波を利用して食品を加熱する電化製品です。生肉の塊を電子レンジに入れて数分高周波を当てると、表面に変化は見えなくても、肉の中心部は完全に変質します。変質してしまった部分はどのような方法をもってしても元の状態には戻りません。大変極端なたとえですが、高周波など電気器具を当てた頭皮の状態を、この肉の変質状態にたとえることができます。頭皮の色や触った感じなど、表面的にはなんの変化も認められなくても、頭皮の深部は変質し、皮下組織は完全に破壊された状態になります。その結果、時間とともに急激で深刻な脱毛が表面化してきます。この場合の高周波は、電子レンジに使用されるような高い周波数が使用されるわけではありませんが、それでも皮下組織が破壊されてしまう事実に変わりはありません。身体の自然治癒力、新陳代謝によって変質してしまった頭皮が改善されてゆくとしても、改善にはかなりの時間がかかります。頭皮に高周波などの電気器具を使用されたことのある人の育毛には相当の時間を要するとのことです。

7.育毛剤浸透器具の使用

育毛剤を頭皮の中まで浸透させる器具を使用すると、皮膚のバリアー機能を破り、余分な成分までが強制的に頭皮に入れ込まれてしまいます。
わたしたちの体は、頭の先からつま先まで一枚の皮膚でスッポリと覆われています。皮膚は、表皮と真皮に分かれています。オブラートよりも薄い表皮(ひどい日焼けをしたときなどにとれる薄い皮膚)は、平均すると28層もの細胞で構成され、異物が体内に入るのを防ぐためのバリアーをつくっています。わたしたちがお風呂に入っても体内に水が入り込まないのは、このバリアーのおかげです。育毛剤を頭皮の中まで浸透させる器具を使用すると、この皮膚のバリアー機能を破り、余分な成分まで強制的に真皮へ入れ込んでしまいます。強制的に入れ込まれた余分な成分は、しだいに蓄積され、体内で消化しきれず、周辺の皮膚を化膿させたり、傷つけます。育毛剤を頭皮の中まで浸透させる器具の使用は脱毛を悪化させるばかりだけではなく、その後の髪の回復をも困難にします。

8.薬草やハーブ、果汁、きな粉、アロエ、唐辛子などを頭皮に塗る

頭皮に様々なものを塗り付けると脱毛が促進されてしまいます。
「育毛のために○○を頭皮に塗るとよい」という情報から、様々なものを頭皮に塗る方がいますが、たとえば果汁などを頭皮に塗りつけると、頭皮が肌荒れを起こすだけでなく、果汁そのものが汚れになります。同時に、空気中のチリやホコリが付きやすくなり、毛母細胞の呼吸困難を招きます。また、頭皮に塗った様々な成分が、時間とともに徐々に頭皮下に入り込み、残留した老廃物が毛母細胞を弱らせ、結果、脱毛が促進されてしまいます。

9.飲み薬、塗り薬の濫用(らんよう)

薬害による脱毛症は、簡単にいいますと、これまでに服用、もしくは塗布した薬剤の諸成分が、体内を巡って最終的に頭皮下に残留し、徐々に毛根、毛母細胞を弱らせるらめに引き起こされるもので、この場合、薬の塗布箇所や服用、塗布した時期とは無関係に発症します。髪の毛は、体内の老廃物を排泄する役割を担って生え出ます。たとえ手足に塗った薬であっても、その過剰成分は老廃物となって、頭皮下に集積されます。その結果、深刻な脱毛症を招いてしまいます。抗がん剤や放射線などによる副作用で髪が抜けてしまうのも、この症状の現れです。わたしたちが日常使用しているハンドクリームやにきびの治療薬、アトピーの治療薬などによっても、同じように脱毛が誘発されます。近年増加の一途をたどっているのが、塗り薬などに含まれるステロイド剤による脱毛です。

 10.健康食品、サプリメントの常用

健康食品、サプリメント、プロテイン、ビタミン剤、亜鉛、ダイエット食品、コラーゲン、美容食品など、健康食品の普及に伴い、過剰摂取による脱毛が急増しています。
健康食品、サプリメント常用での脱毛症は、進行を止めるのが非常に困難といわれています。薬、健康食品等を摂取される必要性がある場合は、医師の診断を仰ぎ、使用薬、使用目的、使用量など慎重に検討したうえで服用したいものです。

 まとめ

大手の毛髪メーカーや様々な情報が氾濫する育毛・発毛業界。シャンプーも含め自分に合った情報を見分け正しい方法で大切な髪の毛を守っていきたいものです。

引用:株式会社ルチア
https://www.lucia-jp.com/method/ikenai_ikumouhou_1