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佐川急便社員!駐車違反逃れで身代わり出頭か?

佐川急便の東京営業所に、強制捜査。 複数の運転手が勤務中の駐車違反に、知人や家族らを身代わりで警察署に出頭させた疑い。

 駐車違反逃れで身代わり出頭

宅配便大手「佐川急便」の複数の社員で東京営業所に所属するドライバーが、宅配の業務中、駐車違反キップを切られた際に身代わりで、家族や知人らを警察署に出頭させた疑いがありしかも複数の佐川急便社員の関与もあるといいます。警視庁は道交法違反や犯人隠避教唆などの疑いで佐川急便を捜査しており、9月16日にも佐川急便東京営業所など関係先を家宅捜索するとのことです。

駐車違反の発覚は人事評価に悪影響

駐車違反の発覚で人事評価に悪影響

 普通免許しか持っていない人が本来は運転できないはずの佐川急便のトラックで駐車違反の反則キップを切られていた事実があったそうです。今年5月ごろ、警視庁の駐車違反データを管理する専門部署の調査で、本来は運転できないはずの佐川急便のトラックで普通免許しかもってない人が駐車違反の反則切符を切られていたことが分かったそうです。なぜ普通免許しか持っていない人が佐川急便のトラックで駐車違反の反則切符を切られていたのか?事情を聴いたところ「佐川急便の社員から身代わり出頭を頼まれた」と話していたとのこと。しかも複数の社員がこの手法を使っていた可能性があるといいます。 警視庁がこの社員の所属する東京営業所のトラックなどの違反記録を調べたところ、ほかにも身代わり出頭させていた疑いのある社員が少なくとも数人いることが判明。 今後捜査が入りますが、実態はどうなっているのかが気になるところです。警視庁は佐川急便の社員が、駐車違反の発覚で人事評価に悪影響が出るのを避ける目的などで不正を重ねていた疑いがあるとみて捜査をすすめて行く模様。 宅配便の会社は、駐車違反などをした際には必ず報告するよう義務付けていると聞きます。佐川急便もおそらく例外ではないと思います。

ドライバーの現状

 佐川急便のドライバーは駐車違反をしなければならないような状況下にあったのでしょうか?なぜ駐車違反しているのか?という点では都心で車の停め場所がどうしてもなく、仕方なくその辺の停めてはいけないエリアにとめて荷物の集配をするしかなかった?そういった場合、ドライバーが駐車違反をしなくてもいいように対会社としてきちんと対策をうっておく必要があるのでは?このあたりも今後の捜査で明らかになってくると思います。 今後、家宅捜索で押収する資料を分析するとともに社員らの事情聴取を進め、上司が指示したり、運転手同士で手口を教え合ったりした可能性の有無も調べるとのこと。

 過去の佐川急便運転手の不祥事

佐川急便を巡っては2007年、都内のパーキングメーターを不正操作して路上の駐車スペースを荷さばき場所として使い続けたとして、運転手4人が警視庁に偽計業務妨害容疑で書類送検されています。佐川急便は15日、「事実関係を確認中」とコメントしています。