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ラーメンの一蘭アメリカ初となる店舗を開店

ラーメンの一蘭がアメリカに初の店舗を開店しました。場所はニューヨーク市ブルックリン、テーブル席もあり価格は1杯2000円(19ドル)日本の2倍以上でしたが開店前には100人以上が並ぶ盛況ぶりだったとか

 

ラーメン一蘭アメリカ初1号店

福岡県福岡市に本社を置く、ラーメン一欄はアメリカ初となる店舗の他日本全国に59店舗、海外に3店舗の直営店を持つ天然とんこつラーメンを専門にしているラーメンチェーン店です。10月19日、アメリカ、ニューヨーク市ブルックリンに今回アメリカでは初となる店舗を開店しました。工場を併設した店舗は日本と同様「お一人様仕様」の仕切り壁を備えて店員や隣の人と顔を合わせない仕組みを導入したほか、テーブル席も設け、価格は日本の2倍以上の約2000円。アメリカドルだと1杯19ドル。しかし開店前には100人以上が並んでいた他、終日閉店まで行列が途切れることがない盛況ぶりとなりました。

アメリカでも「お一人様仕様」

屋台の雰囲気を再現したというテーブル席は店内に68席あり、テーブル席と「味集中カウンター」という一人ひとりの席が小さな壁で仕切られたコーナーに分かれています。この「味集中カウンター」という仕切り壁は開閉式で、友人やカップル、恋人同士で訪れた際には開いて席を広くすることも可能になっており、このカウンター席では、日本と同じように、秘伝のたれの量、麺の硬さ、ダシの濃さ、などを注文票に書き込み店員に渡しオーダーするというシステム。オーダーしたラーメンは目の前の小窓から店員が「しつれい致しま~す」という日本語とともに差し出されます。やってきた65歳の男性は「店員と顔を合わさないなんて、とても変わったシステムだけど、でもそわそわしてしまった」と語ります。日本でいうところのアメリカの下町。ニューヨーク市ブルックリン地区の町工場が立ち並ぶ地区に突如現れる赤い看板。ほとんどの客層はアジア系だといいます。「すでに2時間待っている」という中国出身のコロンビア大学生、ジャン・ジーさん(23歳)は「友人が日本に旅行した時、一欄のラーメンを食べてとても美味しかったと聞き勧められてきた。今、中国系のサイトでも大変話題になっています」と話していました。

 

その他

麺やスープ、チャーシューは隣接する工場で作られ、「秘伝のたれ」やダシ以外の材料のほとんどを現地アメリカで入手しています。アメリカの工場では4店舗分のラーメンを製造することが可能で、ニューヨーク中心部のマンハッタンやアメリカ東海岸の他の都市へも進出を予定しているとか。とんこつラーメン専門店というだけあって、メニューはとんこつラーメンのみ。そのほかトッピングとして 、替え玉や追加のネギ、キクラゲ、抹茶杏仁豆腐などもメニューにあります。アメリカ店では八女茶を使った「抹茶グリーンティー」も約500円(5ドル)で提供。