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ミッフィー 画像 と作者について

ミッフィー 画像 と作者について書いてみました。人気キャラクターうさぎ「ミッフィー」シリーズの 画像 の作者は「ディック・ブルーナ」という人でオランダのグラフィックデザイナー、絵本作家です。


東日本大震災で、、ミッフィーの目には… ブルーナさんがメッセージ

 

「ディック・ブルーナ」 プロフィール

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出生名:ヘンドリック・マフダレヌス・ブルーナ(Hendrik Magdalenus Bruna)

生年月日:1927年8月23日(89歳)

出身地:オランダ ユトレヒト

死没 2017年2月16日(満89歳没)

国籍:オランダ

職業:グラフィックデザイナー/絵本作家

配偶者:イレーネ・ブルーナ

 

 

世界中で大人気のウサギのキャラクター「ミッフィー」の生みの親

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ディック・ブルーナさんは1972年にオランダのユトレヒトで生まれ、1955年にオランダで「ナインチェ」という「ミッフィー」の絵本を刊行。30作以上が出版され、50以上もの言語で世界中で発行、これまでに8500万部以上売れている世界中で大人気のキキャラクターです。

 

しかし2011年からは創作活動を停止、2014年には高齢のため創作活動を引退していたと発表していました。

 

 

少年時代

 

ディック・ブルーナさんは1927年、ユトレヒト州ユトレヒト市で、出版社「A・W・ブルーナ&ズーン」を経営する父アルバートさんと母ヨハナさんの長男として生まれました。

 

 

絵が大好きだったおとなしいタイプの少年で、父が出版社を経営していたこともあって、さまざまな本に読み親しみいつもスケッチブックに絵を描いてはそれを大切にしていたそうです。

 

 

中学に入ると、父の書棚にあったレンブラントやファン・ゴッホの画集に触れ、鮮烈な色彩や画法に強い衝撃と感銘を受け、ブルーナ社の専属デザイナーのもとで、絵の基本を学び、油絵を描くようになりました。

 

 

また音楽にも興味を持ち、特にシャンソンに熱中になり、アコーディオンを手にし、演奏や作曲なども楽しみます。

 

 

1945年に第二次世界大戦が終了、画家になることを強く志望していたディック・ブルーナさんは、通っていた高校を辞める決意をしますが、彼を後継者にしたかった父と対立、その後「後継者の研修」をするとの条件付きで、高校を退学 出版のいろはを学んでいきました。

 

 

 

夢を追いかけた日々

 

高校を退学したブルーナさんは、オランダの書店、イギリス、フランスの出版社に研修に出向き、合間には、同じ画家志望の者と出会い、美術館や画廊を精力的にまわり、さまざまなインスピレーションに磨きをかけていきました。

 

 

特にパリでは、フェルナン・レジェやアンリ・マティスといった現代芸術家たちの作品に、彼がそれまで抱いていた絵画のイメージを大きく覆すほどの強い衝撃とインスピレーションを受け、そして自身もスケッチブックを手に街の様々な風景をスケッチし、油絵にしていきます。

 

 

20歳になった彼はオランダに戻り、父や祖父に改めて「自分は経営者には向いていない、アーティストになることを認めてほしい」と懇願、アーティストとしての道を歩むこととなります。

 

 

20歳以降の数年間、アーティストとしての方向性を探る日々が続くなか、本格的に絵を学んだことのなかった彼は、アムステルダムの国立美術アカデミーに入学しますが、方向性の違いから結局退学することとなります。

 

 

キャラクターの特徴と影響

 

パブロ・ピカソやアンリ・マティス、フェルナン・レジェ、デ・ステイルなどに影響を受けていたブルーナさんは、パッと一瞬で引きつけるようなシンプルな線と明解な色彩「ブルーナカラー」で独自のスタイルを確立しています。

 

 

ブルーナさんカラーには、赤、青、白、緑色、黄色、後年には、ぞうの色を付ける灰色、そして、くまや、犬を描くための茶色が付け加えられています。

 


作品に登場するキャラクターは、基本的に全てカメラ目線(顔を読者側に向けている)か後ろ姿で、横顔になっているカットが存在せず、横に歩いている場面においても、キャラクターはたいていカメラ目線(現実的に考えればよそ見)。

 

 

これには「キャラクターたちはいつも、本と向き合っているあなたのことを見ている」という、ブルーナさんの深い愛情のこもった意味があるのだそうです。