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ビットコイン、お店に端末がなくても決済が可能に

ビットコインはお店に端末を用意しなければ支払いができない仮想通貨のことですが、これに対応ができる国内の店舗が数百万規模に拡大します。

 

ビットコインでお買い物


本来は店舗が専用端末を用意しなければ支払いができない仮想通貨「ビットコイン」でですがVISAブランドのプリペイドカードにビットコインから入金し、買い物の支払いができるサービスを国内で取引所を経営する企業により10月3日から開始されることになりました。

仮想の通貨ビットコイン(Bitcoin)とは?

 

ビットコインは仮想の通貨

ビットコインとは、ひとことで言えば「仮想通貨」のこと。「仮想」・「通貨」で、「仮想通貨」です。「通貨」ということからも、「「コイン」ということからも分かるように、ビットコインはお金で円やドルというように、「お金」であることには変わりはありません。「お金」なので、円やドルのように通貨の単位が存在します。ビットコインの単位は、BTC(ビーティーシー) と表記されます。1円や1ドルのように、1BTC(1ビットコイン)と、数えることができます。しかし、「仮想」ということから分かる通り、円やドルとは違って、物理的に目に見えるコインが存在するわけではないのです。ビットコインは、「仮想」の「通貨」です。一般的な仮想通貨の例仮想通貨としてイメージしやすいのは、オンラインゲーム内の通貨です。円やドルを支払って、ゲーム内で使われている通貨を手に入れれば、そのゲーム内で使われている通貨が「使える」ゲーム内のお店で、アイテムを買うことができます。ゲーム内でのみ使える、仮想の通貨です。他にも、特定の Web サイトでのみで使える仮想通貨も存在します。利用

登録の際に1,000円で1,000ポイントを購入し、その1,000ポイントで有料サービスを購入するというしくみを利用している Web サイトが存在します。そのポイントが「使える」Web サイト内でのみ有効な、仮想の通貨です。ビットコインも似ています。ビットコインを手に入れることができれば、ビットコインが「使える」所で物やサービスを買うことができます。

仮想通過とビットコインは何が違う?

 

仮想通貨とビットコインは、存在している理由が全く違います。特定のゲームや Web サイト内でのみ使える仮想通貨は、企業単位で作られており、利用者を囲い込むことによって仮想通貨のゲームや Web サイトの運営会社が利益を上げることを目標としています。かたやビットコインは、国家単位で運営されている円やドルと同じく、経済活動を円滑に進めるために作られた仮想通貨です。ビットコインは、世界中で日常生活に使えるようにすることを目指して作られた仮想の通貨なので紙幣や硬貨は存在しませんが、代わりにパソコンやスマートフォンをお財布代わりにして、物の売買が現実にできるようにつくられています。現在はまだ発展途上ですが、円やドル以上に利便性が高く、安定し、世界中で利用できる次世代の通貨をめざして作られた仮想通貨ともいえます。

 ビットコインと電子マネー

電子マネーは仮想通貨と似たような概念として存在しますがビットコインと電子マネーは混同されやすいので整理してみます。電子マネーとは、紙幣や硬貨を使わないで、電子的にデータのやりとりで決済を実現する手段の事。オンラインで決済を実行するタイプもあれば、最近主力になりつつある非接触型の決済方法もあります。電車に乗るときや、コンビニでの支払いに利用されるものです。すでに日常生活に浸透しつつあり、多くの方が実際に利用しています。財布からお金を出す手間もかからず、非常に便利です。ビットコインも、電子マネーとして使える特徴を持っていますがそもそもビットコインは紙幣や硬貨が存在しない仮想通貨なので、電子マネーとして使えるのは当然のことと思います。

ビットコインは電子マネー?

日本国内の例であれば、円での支払いをより便利にするために、紙幣や硬貨を利用する代わりとして電子マネーが活躍します。そのため、利用者は所有する円を電子マネーの端末に入金したり、あるいは電子マネーでの支払いの際に利用される銀行口座にお金を入れておくことになります。紙幣や硬貨を利用せず、電子的に決済を実現していますが、実態としては円という通貨をやりとりしていることには変わりありません。ビットコインは、何かの端末に円をチャージするというものではありません。ビットコインを利用して商品を購入する際には、まず手持ちの円という通貨をビットコインという通貨に両替しなくてはなりません。円をビットコインに両替してはじめて、ビットコインでの支払いができます。両替をしたその後の支払いの流れは、一般的な電子マネーと同様です。ビットコインでの支払いを受け付けているお店で、電子的にビットコイン

での決済を実行します。すると、自分の所有しているビットコインが減り、お店の所有しているビットコインが増えます。ビットコインは、通貨です。円やドルと違って仮想ではありますが、通貨です。電子マネーとは、貨幣を使わないで決済できるようにするしくみのことで仮想通貨=電子マネー、ではありません。